通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

be humane


f:id:leogirl:20190902201918j:image
He's just arrived-make sure the door on the hall side locked. Over.

 

Roger that. 

 

He's just got on the elevator- he's comin' down in seconds. Over.

 

Roger that. 

 

He get out. 

 

Roger that.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思ったのは、通訳者はその人の声、だということ。声は身体から発せられるから近くにいないと聞こえない。こんな時はSPも優しく、手で支えて道をあけてくれる。

 

通訳をするときは、目の前に誰がいても関係ない。先日、身体をもって理解しました。通訳者がやるべきことは一つ。話している人の想いを伝えること。

 

目の前に誰がいたとしても緊張でカクカクした日本語を、英語を、誰も聞きたくありません。緊張したところで上手くなるわけでもありません。

 

どこまでいっても人間対人間のコミュニケーション。

 

こちらが言ったことをあちら側に伝えたい。

 

そう思った時にはどの順番で逐次通訳をして、これは後に言った方がよくて、と考えなくても口が動きます。伝えたいように話すからだと思います。そういったことは通訳学校の通っている時分には感じなかったことです。出来るだけ失敗したくない、出来るだけ粗相を起こしたくない、変なことを話したくない、そういう気持ちで当時は通訳していました。

 

お客様を目の前にして通訳をするようになって徐々に、伝えたいから話す、その感覚はついてきている気がします。一生完成しませんが。

 

 

想いを伝えたい

 

 

そういう思いを常にもって励んでいきたいです。