上手いな、聞きやすいな、こんな風に話したい、と思うスピーカーを何度も聞くことで、いつも聞くことで、それがノームに、自分の基準になっていきます。
通訳の勉強をしているときも、卒業してもどんな風に英語を話したらうまく伝わるか、聞きやすいか、手探り状態でした。
CEOが話す音源など聞いて、リプロダクションなどしていましたが、とりあえずネイティブが話すようにスラスラとそれなりの表現を使って話せば、くらいしか頭にありませんでした。
鍵は、自分が真似したい、と思う人をもつことだと思います。
企業の説明会音源からとってもいいですし、おなじみのTED talksには話すのが上手いスピーカーがちらほらいます。好みがあると思いますので、見つかるまで探してみてもいいと思います。
見つけたらその人の話し方を再現出来るくらい繰り返し楽しんで、リラックスしたいときにいつも聞いていると耳が覚えるわけです。
そうすると自分がアウトプットする際にも、この文章を彼が、彼女が話したらこんな感じなんだろう、が感覚でわかります。
そういったスタンダード、理想像が頭に根付いていると頼れる場所、起点となる場所があって、落ち着いてアウトプットできます。
面白いのは実際にアウトプットを変えると、クライアントの反応も実際に違うことです。
この記事の最初のパラグラフから逆に導き出せることは、真似したいような英語でない場合日本人でも外国人でも長い時間、繰り返し、聞いていると良くないということです。
仕事で豪雨のように英語、日本語と聞いて通訳していると、どうしても持ち札を出すのみで擦れてきます。今日のマネーと将来の能力伸び率とのバランスが難しいですが、パフォーマンスがどうしようもない状態で長生きしてもしょうがないので、身体が資本という基本原則のもと、休みをしっかり入れるようにしています。