通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

自分の声、知っていますか?

たまには時間をとって、

日英同時通訳、英日同時通訳を録音します。

自分の通訳をディクテーションしてみます。

もしくは元の原稿を見つつ自分の通訳を聴いてみます。

 

どのくらい正確に、綺麗に出せているか、どのくらい落としているか、確認します。

聴いていて『これはイヤだな』『何やってるの』と思う箇所にはコメントをつけていきます。ワードであれば右クリックでコメントをつけられるようになっています。

そのすぐ下に原因と改善策を書きます。

 

このプロセスを10分程度の音源でするだけで、自分のアウトプットを客観的に見ることが出来て、少なくとも自分の癖にはよく気がつくようになります。

 

こうした言い回しをする傾向がある、とか、

こうした文がきたときに詰まる傾向がある、とか。

 

 

自分の声が録音されたものを聴くことは嫌だと思います。

まあでもやっているうちに慣れます。

それに、どう頑張っても主観的にしか見れない自分が「これなら許せるな」と思えるアウトプットでない場合は、聴いている人は苦痛と思っていいので、自分の声を録音してチェックすることは通訳する人にとっては義務です。

 

面白いことに、人間は他人によく見られたいと思う動物なので、自分の録音をずっと聴いていると自然に通訳する時点で聴いている人を意識出来るようになります。それがまた、自分を成長させるきっかけになるのです。