通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

3Dで世界をみよう

新聞や雑誌で出会った英単語が分からず辞書をひきますよね。

 

そうすると多くの日本語訳が丁寧に辞書には出てきます。ありがたいのですが、その英単語のもつ本当の姿が見えないのです。

 

英英辞書をひくとたとえば二種類の意味があって、それぞれ一行か二行にまとまって意味が書かれています。こういう状況の時に使うものなのか、とか、意外と皮肉っぽい意味があるんだ、など、英語を見て初めて分かります。

 

辞書が悪いわけではありませんが、それだけ日本語と英語は違うということでしょう。英英辞書をひかずに日本語での意味で覚えたまま通訳で使うと、こわいです。間違ったニュアンスで伝わることがあるからです。

 

意味は3Dです。

言葉は2Dなのです。

 

3Dの姿を2Dで捉えればもちろん全貌はつかめませんが、目安にはなるし、ないよりマシです。

 

通訳をする人は2Dの「とりあえず」で止まってはいけないと思っています。たぶん、2Dで捉え続ければ自分の英語力も至極当然ですが、平たくなります。word by wordの理解であり、word by wordのアウトプットになるんだと思います。

 

日本語から英語にいかにも直した文章が一発で分かるのは、その理解のディメンションが足りないからなんですよね。

 

英語から日本語にするとき、全ての意味を網羅して訳しても、口にしていない部分の意味があります。

日本語から英語にするときも上手くいった感覚が通訳者にあるときは、日本語の言葉を全て訳していません。それなのに意味を全てカバー出来る英語を自分が話している感覚があるときです。

 

3Dでがんばりましょーう