通訳者Mのブログ

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文の切れ目を読む

リプロダクションのコツ - 通訳者Mのブログ

へのアクセスが常に高い状態が続いているのできっとリプロダクションに取り組んでいる方が多いんだと思います。

 

この記事は2016年付けなのですが、私自身もやり始めた時期だったんですよね。でもその始めた時の視線が、だんだん時を経るにつれて薄れていきますので、これから始めようと頑張っている人には同じ目線で読んでもらえるんじゃないでしょうか。

 

当時始めた時には、一文聞いて止めて、自分で再生してみる。の繰り返しでした。それでも大変でした。本当に。ウッと止まるとその先が出てこない、という。

 

一文の切れ目がいつかをどうやって分かるのか、という方もいます。最初は慣れないので、長く聞きすぎてしまったり、スクリプトを見ないと分からない自分もいました。でもこれはこれで練習です。英語という歌がどういったリズムでイントネーションで流れるのか、英語の語り口調はどんなものか、慣れてくると、切るタイミングが分かってきます。これは逐次通訳で役に立ちます。

 

なぜか。

逐次通訳では通訳者がいることを忘れて延々と話すスピーカーがたくさんいます。そんな方々でも息継ぎをしたり、それこそ短いpauseがあります。その切れた瞬間に通訳を始めます。スピーカーはこれをコンスタントに行うことによって通訳者の存在に慣れてきて、途中で止まってくれるようになります。

 

切れた瞬間に通訳を始めるには、ノートを取りながらもうすぐ文章が終わりそうだということが予測出来なくてはいけません。英語のスピーチなどを適当なところで一時停止ボタンを押して再生する練習は、この時に役立ちます。