通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

必要悪だからこそ。

人前に出てもブースにいても不特定多数の人が通訳を聞かなきゃいけないとなると、通訳者はパブリックスピーカーということになります。

 

内容云々は通訳者の専門分野ですが、オーディエンスに対する聞こえ方はアナウンサーやパブリックスピーカーにアドバイスが頂ける分野でもあります。

 

練習して録音してみてもなかなかどこをどのようにしたら聞こえ方が良くなるか、自分一人で出来ることには制限もあります。

 

アナウンサーを対象としたワークショップや英語朗読のワークショップなど探せば都内でも開かれています。一回の出席では自分が話す英語は矯正出来ませんが、出る価値大いにあると思いました。

 

通訳者として、聞いている人が疲れない英語を読むことが職業の方に客観的に指導して頂ける機会は貴重です。

 

通訳者はパブリックスピーカーだと言われればそうだけれど、通訳をすることだけでも一苦労。その通りであります。それでも、何のために通訳をこの瞬間、しているのか考える。聞いている人がいるから、通訳者が必要になる。逆ではないんですよね。通訳を聞きたくなくても元の言語では分からないから、通訳がはいるしかありません。通訳は必要悪です。

 

となったら聞いている人の身になって自分の通訳を省みて改善するのは常識、と西山千先生の御著書にもありました。