通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

真剣に面白みを考えたときに。

バイリンガルのお客様が参加者にいると一瞬緊張します。それでも両言語理解しているお客様に喜んで頂くと嬉しいものです。そもそもバイリンガルの方が座ってない会議体の方がレアものですが。

 

バイリンガルの方のいろんな話が聞けるのは仕事のおまけの楽しみの一つです。

語学力を維持する大変さがあると話す方には共感するし、生まれつき二カ国語の環境にいて結婚してもそうだという方にはどっちが第一言語に感じるのかいつも興味があります。外交官ともなると3カ国語を話せて当然という方もいて通訳という仕事の意味や楽しみを考えさせられます。

 

 

聞かされているなあと思ったことがありました。そのお客様は米国からいらした方で日本語も話せる方でした。

仕事で長い時間しゃべっててもダメだ、と。同じ間違いばかりして、同じことばばかり使っている。仕事で話すのとは別に意識して勉強をしなきゃいけない、と。勉強することはとても大事だ。その外国にいるから話せるようになると思ってる人がいるが自分も含めてそれは違う、と。

 

通訳者も全くその通りだと付け加えておきました。

 

通訳活動がルーティン化すること自体は良いけれど、フレッシュな目で文章が聞けない自分がいたりします。当然フレッシュな単語も登場しにくくなります。

そう来たらこう打ち返す、 そっちがそう来ればこう返す、と自分が判断する前に脳みそと口が動いています。

面白くありません。

 

通訳者も一応生きていくために仕事をしているので面白い面白くないをどこまで語るかは十人十色です。

 

面白くなくてもいいかもしれないですがルーティン化した脳みそと口で仕事が片付いているうちは違った角度で成長しません(はい、言い切ります)