通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

通訳中は意識の力も使おう

いろんなことが分かって通訳者をやっているつもりでも、実際に通訳し始めると身をもって分かっていないこともある。

 

つまり、自分の無意識レベルまでたたき込め切れていないこともある、ということ。頭では、分かっている気がしているけれど、実際に出来ているかは別ということ。

 

通訳って面白くって、意識 × 無意識。

無意識だけでやっていると(だから無意識に出来るまで素振りをする必要がある。すべて意識的にやっていたら15分すらもたない)、いわゆる癖が出てくる。

そこを意識で制御する。

疲れてくると制御の力が弱くなる。 

同時通訳をしながら意識のフォースを使って自らを制御するのは、疲れる。(だから15分しかもたないー自らそれだけしかもたないことにいまだに呆れる)

 

まあでも、クライアントの言葉を借りればwe're not paid for doing something easy

 

通訳の15分間の途中でもいいから、そういうときは仕切り直す。意識を。

 

文を閉めろ(あたかも文がつながっているかのように次の文にハシゴするな)

原文を聞け(そんなことスピーカー言ってたか?)

通訳に必死になるな(聞き苦しいぞ)

話している人になれ(淡々ロボットになるな。眠くなっちまう)

 

 

 

こうして帰り道に見上げて広大な高い空に星でも見えると、とてもちっぽけなことにとても一生懸命になっている鼠になった気分だけど、そういう小さいステップがいずれ、

may make a difference

 

 

と信じるしかない。

信じて実行してみなければそもそも叶うものも叶わない。

ある本を読んでいてこんな一節があった。

 

The man prayed to God everyday. ' God, please, please, please. Give me a slim luck of winning a lottery.'....Having been impatient, one day God told the man ' My dear son, please... please, please, buy a ticket...!'

 

実行しないことにはそもそも、結果なぞあるわけない。