通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

鉛筆

仕事の準備をする時に書き出した単語やフレーズ、相関関係の整理などは本番に見ることはない。まあ見ている暇がない、と言った方が正しいけれど。

準備している段階で何度か見直して、頑張って覚えることもある。

けれど基本的に一度この単語はなんて言おう、類義語はなんだ、などなど調べると、通訳していてその単語とすれ違ったときに思い出せるものだなあと最近実感する。

 

 

ある言葉が分からなくて調べるだけだと、本番のための準備にはならないような気がしていて。

関係している、連想される、事柄の単語なども、分かるものも一度書き出しておく。無駄かもしれないと思っても、それに救われたことが多い。

 

デジタルの時代で、パッドに電子ペンでノートを取る通訳者もいるようだし、モレスキンのノートにモレスキンの特定のペンで書くと後で電子上で再生してくれる文房具やら、色々出ているらしい。保存が楽だとか、かさばらないというメリットもあると思う。

 

私は流れに逆行して、鉛筆と紙のノート。

ボールペンでさえ筆の運びの速さを考えるとえんぴつに軍配があがる、気がする。

 

鉛筆で書いたものは消せる安心感が幼い頃に染みついてそのままなのか、

鉛筆でものを書くのは安心する。

 

準備の単語ペーパーは鉛筆でたくさん書いて、守備範囲を広げておく。