フラメンコではこれまでの流れを一瞬止めるレマーテとよばれるものがある。
あえて訳すと、ケジメ、らしい。
止まることなく動きが、流れが、成り行きで続くと、つまらない。面白みのないものになる。なんとなく、の連続に見えるから、仕切りが大事。
苦味があるから、甘みを感じる。
硬い岩壁そびえ立つから、隙間から生える緑が映える。
陽があって、陰がある。
文の終わりには必ず句読点がある。
歌にもサビの盛り上がりと、それ以外がある。
英語も話し始めと、終わりがある。
ピリオドが来るから、息を吸って次の文へうつる。
なんとなく、話さない。
スピーカーにズルズル引きずられない。