通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

一生懸命では今の時代、足りない

信長の原理

本年の幕開けはこの書籍から。比較にもならない忙しさの首相が年末年始に選んだ書籍と知ってさぞ、と思って気合いを入れて読み始めましたが、これほど引き込まれる歴史小説は初めてです。The book of my 2019に早くもノミネートしたいくらいです。

信長と家臣の思考回路が手に取るように、そして景色が目の前で展開されるがごとく鮮やかに描かれています。

一所を当時の武士が命懸けで守るその様を一所懸命というようですが、そんなことでは現代の私たちが言う一生懸命なんて生ぬるいもんだなと感じました。

 

大体、一生懸命がんばります、はdo my bestなわけだから、今の時代かなり格下げされた言葉になってしまってますね。言わない方ががまだまし、か。

 

 

年末を締めくくったのはこちら。

最強の教訓! 世界史 (PHP文庫)

歴史を平たく説明するというよりも、どんな教訓があるかを、時代背景と当時の人間模様を描きながら講義をしてくれる書籍です。落ち込んでいる人が読まない手はありません。こんなことをしている場合ではない!と焚きつけてくれる本です。

 

書籍を読んで実行に移すことは私自身多くないですが、この本でドイツの宰相オットー・ビスマルク織田信長(偶然2019年とつながりました)の共通項に割かれたページを読んで、通訳者人生計画を考え練り直しました。

 

軍神と言われた才がありながら多くを成し遂げられなかった上杉謙信と、

絶体絶命になることも多く、勝率も謙信より劣っていたにもかかわらず天下統一まであとわずかまで来た信長の対比も勉強になりました。

 

諸代々の人生先輩方からの教訓を生かして2019年も前進あるのみです。 

 

少し内容は異なりますが、doing your best isn't good enoughを語るTEDスピーカーがいます。

 

そう、どちらにしろ、一生懸命にやるだけでは足りないですね