通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

本物に触れる

ベテランの先輩方とお仕事させて頂く機会が今年も何度かあったけれど、先日はもうお目にかかれないんじゃないかと思うくらい大ベテランとご一緒して。

本を読んだりYouTubeで見るより、やはり本物を直接観るって大事だな、と。絵も風景も、人もしかり。

本物を知るという経験。
空気で伝わるものがある。

テレビの向こうにあるエッフェル塔はちがう。
エッフェル塔の前の公園に広がる芝生に寝っ転がって、毎正時に光るエッフェル塔を、あら、いたの、みたいにエッフェル塔があってないように振る舞うパリジャンヌに混じってワインを開ける。


遠くから見ていた彼も彼女も、近くに来るとよく分かる。その人の持つ圧や、オーラ、価値観、重み、これまで生きてきた経験が皮膚の色になって、にじみ出ている。



通訳も同じ。
ほんものに触れただけで、スパイスが加わってピリリとする。

来週も素敵な1週間になりますように。