通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

自分にチャレンジしよう

想像ですが。

通訳学校を卒業する時は「実際の(フリーランスの)通訳市場に今こいつを放り出したら泳いでいけそうか?まあ、どうにか大丈夫だろうか。」

その見定めを講師がしてくれているから卒業出来ているんだと思います。つまり通訳学校を出るということは、フリーになって話にならないレベルではないんだと思います。

ただ、その程度のレベルということも覚悟して泳いでいかなければいけません。

 

学校を卒業して、クラスに定期的に通うこともなくなり、カレンダーにも仕事の日が増え、資料が送られてきて通訳をする。初めは泳いでいけるんだろうか、と思っていても、気づくと名刺を持って通訳者という仕事を当たり前のようにしている毎日、になっていたりします。

 

 

そう、このブログではトレーニングやらレベルアップだの、そういう類の話をしていますが、自分に向けて、書いています。それが日本人の通訳者1人にでも響いたらさらに楽しいなあと思ったりします。

 

 

学校を出てからの上に描いたような生活は現実的なものだけれど、現実に踊っちゃいけないなあというのが正直な感覚です。通訳が出来るから、お客様からこいつだけは止めてくれ、と言われないから仕事が来るのであって、通訳者として完成したから名刺をエージェントから頂いているんではないということ。つまり、外から見たら仕事をしているけれど、指名でない限りたまたまです。ものすごいビジネスモデルです。たまたまと期待が数珠でつながったビジネスモデルに感謝しないといけません。

 

だからレベルアップを図りながら報酬もいただけるというのは、本当にありがたいことです。

 

レベルアップをする、というのは難しい仕事をする、ということではないと思っています。レベルアップをする、というのは、昨日までの自分にチャレンジするということだと思います。昨日までの自分と同じなのに仕事の難易度があがっていくことでレベルアップしているとは言えない、と私は思います。仕事の難易度が上がっていても昨日までの自分と変わらずに通訳をしているということは、自分のレベルが維持できていればラッキーです。変わらない、というのは気づかないだけで少しずつ衰退しています。追い風が吹いていてやっと維持、です。