通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

脳の使い方

脳には妙なクセがある (新潮文庫)

なぜ音読がいいのか、

分かっている単語もなぜ書き出すべきなのか、

的確な判断をするためになぜ様々な経験をすべきなのか、つまり、様々な本をたくさん読むべきか、

 

今までなんとなく「いいんだろうな」くらいにしか思っていなかったけれど、この本を読んでよく分かりました。

 

そして、自らの意志で決めている、とヒトは思うけれど、実際は脳がもう決めていて、そこに都合良い理由をなんやらかんやらつけるのが人間という生き物。

目から鱗。でも研究結果に裏付けされた文書であって、池谷先生の思いつきでも自己啓発書でもありません。 

それではよりよい意思決定をおこなうにはどうすると良いのかまでご親切に書いてあります。

 

そして脳は入力より、出力を重んじるように進化しているそうです。

 

 

 

一見通訳には関係なさそうですが、普段のトレーニングメニューにも大きく関わることだし、仕事の準備にも関わる。通訳者でなくても、教育に携わる方であれば、子育て中の方も読んで損することはゼロで、リターン120%あります。読むことで知り得る情報がいま有益なだけでなく、今後の生き方や努力の仕方に影響するからです。

 

こんな読みやすく軽いタッチでかかれた説得力のある、リサーチに基づいた脳の本を読まない方がソンします。

 

英語でも出版したらいいのに。