通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

逐次通訳のノート

逐次通訳も同時通訳もワードバイワードで逃さない、と力んで聞いていると、話している人が伝えようとしている内容もしかり、雰囲気、ニュアンスでもいいですが、逃してしまうのです。

 

逐次通訳はノートを取りますが、取ったノートが自分をヘルプしてくれなければ、文字のガラクタがノートにあって通訳を邪魔します。そういうノートは取らないで真剣に耳だけで話を聴いていた方が(リテンション力があれば)通訳はうまくいきます。

 

何を、どうやってノートをとるべきか、は書籍が多く日本語でも英語でも出ているので謎ではないです。が実際に緊張しながら落とすまいと思うと、いつも無意識に出来ることも出来なくなったりして、字も汚くなるし、頭で分かっていても出来ないことがあったりします。

 

 

「この人は何を言おうとしているんだろうか」を頭に刻みつけながら(記憶して)

「どんな英語(日本語)にしようか」考えながら(構成を作って)

大胆にノートをとります。

 

頭に刻みつけながら、構文を考えながらノートをとることによって、

細かい所も覚えていられます。

細かい所をノートとりすると全部は書けないことはもちろん、記憶に残っていないので書いたところで「で、これがどうした?」の解読作業を通訳が待たれている時にしないといけなくなります。