通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

絶妙なホワイトハウス記者会見

前回紹介したホワイトハウスpress briefing。

 

シャドーイングにも結構使っているのですが、やりながら笑ってしまうような報道官と記者とのやり取りがあって、緊張感も伴いつつこうした笑いが起こる記者会見っていいなあと思います。

 

官房長官の記者会見を聞いていると、日本政府が閣議決定した内容や白書、来日する国賓の日程を発表します。記者会見室に笑いが起こるのは主にスポーツ関連やバレンタインデーなどのイベントで、記者が官房長官個人はどうか?と質問した時など片手で数えるほど。

 

ホワイトハウスでは頻繁に笑いが起こるようで。ホワイトハウス職員同士の前日結婚に対してお祝いを述べつつ「なんで二人が今日出勤しているのか分からない」と真面目な顔で報道官が述べて記者が爆笑したり、トランプ大統領顧問弁護士のRudi Giuliani氏の恋愛報道に関する質問に関しては「彼のラヴライフに対してコメントは一切しない」とこれもまた真面目な顔で答えたのに対して会見室が笑いに沸いたり。トランプ大統領の誕生日に「ハッピーバースデー、とはいえ35歳以上には見えないけど」と、しれっとコメントを放って記者が沸く。

 

それだけ沸いていても3秒後には米中貿易追加関税の品目数についてピリピリしたやり取り。

 

このギャップがいいよなあ

カッコよさはa sense of humorとintelligenceの間にあると実感させられる。

 

通訳していても米国人はこの二つを見せることが多くて。ロジカルに説明していると思ったら予期しないところで冗談をしれっと言ったりする。そこまで通訳出来ると気持ちいいよねぇ。

だから話すのが速くてもなーんか憎めない米国人。