通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

リプロダクション音源

リプロダクションは記憶力を高める為だけでなくて理解力をあげるのにも役立ちます。

 

理解力と私が言うのは、リスニング力+なんとなくではない文章(構造)を理解する力+多少単語を落としてもストーリーを捉える力、かと。

 

あまりゆっくり話してくれるスピーカーでリプロダクションをやると、多少単語を落とすこともないので私は速めに(ネイティブ同士で話す通常の速さ)話すスピーカーの音源を使います。

 

金融機関、製薬会社、石油関連企業、は今までIRページに決算説明会のパワポと音声、スクリプトを見つけてきました。フォーマルな場で説明する際の英語は、きちんとした、堂々とした英語の話し方はこういうものだ、と学ばせてもらえることがとても多いので好きです。こういう類の英語は日英逐次通訳でアウトプットする際の目指すべきクオリティーだと思ってリプロダクションに使います。

 

ホワイトハウスが出している毎日行うサンダース報道官のpress briefingもかなり気に入っています。記者と報道官のやり取りのテンポの速さ、話す速さがピリッとしていて、いつもかっこいいなと思って盗めるテクは盗んで使ったりしています。ホワイトハウス会見入り出来るほどの記者ということもあって、質問の仕方が鋭いのと同時に質問文の作り方、アクセント、トーンが勉強になります。YouTube上で見れますが字幕付きなので、よく聞き取れないところは確認できます。

 

日本記者クラブでの会見も気に入っています。これも集まった聴衆に向け練られた原稿をもとに話しているので、骨の入った英語を練習出来ます。ただこれはスクリプトがついていません。

 

TEDもスクリプトがついていてありがたい音源です。上記の音源に比べると話し方がややカジュアルではあります。また上記音源に比べるとネイティブの速さに近く、リアルな英語に近いためリプロダクションで使うなら一度聞いて何の話をするのか分かってから使うほうが効率いいです。

 

 

ちなみに日本語から英語への逐次通訳を練習したい場合、

オンライン日本経済新聞のマーケットページの右下に決算説明会映像やパワポが見られるようになっているので、練習したい業界を選んで一本やると勉強になります。

 

 

 

自分のリプロダクショントレーニングで使うときは興味がゼロのものをやるのは苦痛なので、多少自分が知っている、興味のある、もしくはこんな風にかっこよく話せたらなあと思えるスピーカーの音源を使うことが楽しむコツです。