通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

それね、実際緊張したほうがいい。

緊張にはいい緊張と悪い緊張があります

私も通訳をしていく中で試行錯誤してきました。

 

いい緊張なら、本来は緊張したほうがいいのです。集中力も上がって、頭の回転も速くなります。

 

悪い緊張は、不安に自分が負けてしまってマイナスイメージが大きくなり、身構えてしまうから身体も頭の筋肉も硬くなり、ただでさえない実力が6掛けになります。

 

スピーカーがマイクに向かって話す瞬間

録音が開始する瞬間

『言ってることは伝えるから任せて』

と思えたら、頭は緩んで集中して、(自分の感覚の話ですが)い~い感じに通訳が走り出します。

 

 実際問題、いい感じに通訳が走り出したからといってその日の業務が成功する保証はどうせ、ないんです。相手が読み上げたり、猛スピードで英語のプレゼンが始まったら、自分のコンディションがよくたってパフォーマンスが崩されることもあります。(それでも崩れないようにパフォームするのがプロなんでしょう)

 

 

まあでもどうしたらそう思えるかが問題で。

人によって違うと思いますその緊張の高め&緩め方は。

 

 

 

 

よく言われることかもしれませんが

1つは、準備をできる限りの100%やった、と思えること。100%は出来ていないかもしれないけれど、『もうちょっとやっときゃよかった』と思える余地をなくすことで下手な緊張はしなくなります。

 

それから、『言ってることは伝えるから任せて』と思えて仕事出来たことが度重なれば、『出来るかしら、どうしよう』の思いは害しかもたらさないことが肌が覚えるようになります。出来るかしら、どうしようと思ってることに気づいたら『ホレホレ緩め』で最近は効くようになってきました。最初は本当に手首をぶらぶらしたり、背中を伸ばしたりしないと、緩むことがどういうことか身体が分かっていませんでした。スーツを着て、同時通訳しようとしている時に緩めと言われても、「ハイ了解」とはならなかったですなかなか。

 

 

 

何も考えられないくらい緊張してしまう場合、なんで緊張しているかを考えてみることです。行き着く先は「失敗したくない」。

まあでも失敗はするでしょう。笑

人間ですから。

それよりも頭と身体を柔軟にしておいて、失敗したときに処理出来る状態に自分をしておくことのほうが良いと思います。