通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

緊張×本番=中毒

通訳はあとで「しまったー」と思っても消しゴムが使えないもんだから、ましてや録音された日には、潔く深く深く反省して対策やら理由やらを熟考したら、それでもう仕切り直して前を向いて歩きだします。通訳して失敗しても悩むことではないと思ってます。それは悩んだところで口から出た言葉を後からは変えられないからです。

シンプルにいきませーう

 

 

この1週間で緊張と本番の相性と、その中毒性を知りました。

 

本番は緊張をします。

 

お、緊張してきたぞ

あがれあがれ

 

本番にいよいよ近づいてきます

あと30秒

20秒

 

ここにきて「どうしよーー」と思うから、緊張と失敗の相性、になります。

ここにきて「早くこいこい」と思うから、緊張と本番の相性、の話になります。

 

PEAK PERFORMANCE 最強の成長

この中で『緊張している時に興奮状態である、と脳に錯覚させると良いパフォーマンスが出せる』とあります。

 

「早くこいこい」と楽しみにするから、身体と心が一つになって、試合出来るのです。

 

 

そして、一度この極度の緊張状態と本番の相性を体験してしまうと、また体験したくなります。

 

記者会見の同時通訳で感じる極度の緊張状態というのは、通訳者でない方にも分かる感覚で説明するとすれば、

 

 

ジェットコースターの頂上までカッカッカッカと上がっていてストップ。

ほぼ直角で下は見えません。

頂上で止まります。

いつ落ちるか分かりませんが、今更降りられません。

 

実際にものすごい勢いでそこから急降下し始める、それが通訳本番、の感覚です。

 

 

通訳って本当に飽きないスポーツです。