通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

メンテしよう

久しぶりにバレエを観てきました

 

観に行ったことがある方は想像できると思いますが、綿で体が出来ているのか?と思うくらい、ジャンプ着地後に音がしません。

 

開脚180度以上していても、そこでワァーッと歓声は上がりません。バレエというものはそういうもの、と観客も観に来ています。

 

 

やっぱり大変そうに見える、頑張ってみえる人もいるんです。

 

 

まるで、普通のこととしてやっています、とみえる仕事をするって、かっこいいと思いました。バレエ団のプリンシパルは、1度契約を結んだら、死ぬまでそのバレエ団にいられるわけではありません。期ごとに、それこそオーディションがあって、常に生き残り続けないといけない世界です。あの華やかな世界からは想像つかないほど、過酷な訓練、メンテナンスの連続です。

 

 

バレエも楽しみつつ、自分はどうなんだろうか、と考えを巡らせながらの鑑賞でした。

 

 

食事、睡眠、ストレッチ、基本姿勢維持、筋肉のつき具合、バランス感覚の調整...きりがありません

 

この人たちは「仕事があるから『とりあえず』舞台に立つ」なんてことは絶対にないし、

自分のコンディション大丈夫だろうか?って気持ちでは立たない。それが大前提にあるからこそ、お客様に楽しんで頂こう、まで気が回る 

 

 

不確実なことばかりの通訳業務は全く同じとは言わないけど、自分の身体を使って食べていることには変わりなく、4階にまでわたる観客に観られて一発勝負です

 

メンテナンスの部分はかぶるところがかなり多いと思います

 

常に自分のコンディションはどうか?

 

そういう鷹のような厳しい目が必要で。

 

通訳「学校」があるから入学あれば卒業があります。

けど、プロを目指すとは、そんなスケールで計れない話なのだ、と美しい彼らを観ながら思いました

 

卒業して初めて、スタートラインで。

 

やはりどこにフォーカス当てるかで、全く思考回路が変わるものですね。3年前、卒業してから更に研鑽し続けることなど、これっぽっちも考えませんでした。次回のクラスで上手く出来るかどうか、だけでした。たしかにその積み重ねで、少しずつステップアップするのですが成長スピードが違うんです。

 

 

それは卒業して仕事をしている場合にもあてはまるんですよね。今日上手く出来たら一件落着、また明日の案件も同様に、とやっている限り、まだ見えない高みを目指しながら、研鑽する人たちには叶わないんだよな~

 

上を向いてあるこーう