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通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

1年間振り返ってみます3 ...and dance

人生 通訳者をめざして

ということで最近書き始めた社内通訳者として仕事をし始めて学んだこと

 

 

 

 

に入る前に、社内通訳者であろうがフリーランスであろうが、基本的にやることは同じ。ただ通訳することを仕事にしている人と、そうでない人には、大きな違いがあると思います。リアルとバーチャルは、やはり違うのだ、ということは肌で学んだことの一つです。

 

同時通訳というのは、スピーカーが描いている’今これを伝えている’と思う世界を、聴いている人の頭の中に作り出す作業だ、ということ。

 

同時通訳と言ったのは、逐次通訳であれば時間の余裕があるから上記を行うことは当然のことだから。以前は「スピーカーが表現したことを違う言語でとにかく遅れずに再現すること」と思っていました。実際に本物のオーディエンスと関わるようになって、通訳という作業は「スピーカーが話しながら描いている世界を聴いている人の頭の中にも作り出す」作業だと思うようになりました。

 

え、再現と頭の中にも世界を作り出す、と何が違うの? 

 

いや、同じです。

 

同じなんだけど、やる当人の意識として

 

「この人の言っていることに遅れないように、言っていることを伝えなきゃ」

より

「この人が伝わっているよね、と思って描いている世界を、聴いている人たちの頭の中に作り出さなきゃ」って思う方が、通訳業の本質をついてる気がするのです。そして楽しいのです。

 

 

通訳という作業は結構クリエイティブな作業ではなかろうか、と思うのです。

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これからも同じ作業をしていく中で、新たな発見があると思います。

 

でも一つの企業で一定期間仕事をすると、自信が育つし、余裕ができて新たな挑戦が同じ作業の中に加えることが出来る(例えばもう少し引っ張ったらどうか、とか、もう少しスピーカーと精神的距離を置いてみたらどうか、とか)。

 

終わりは始まりであり、幕を閉じるということではありません。

私にとって幕を閉じるのは死ぬ時だけです。

 

 

You dance. 

You hop, turn, bend and reach your arm further than you think you can. 

Everything will halt when the time comes. No worries.