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通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

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国際秩序

高校生の時に世界史を選び、世界史の先生になろうというくらい世界史が大好きだった私でも、時が経つとほとんど忘れている。

しかも私が学んだあの世界の何千年にも及ぶ歴史はテキスト上のものでしかなく、世界史、時事とは別物という感覚がどうしてもあった。でも私たちは歴史を生きている。2016.12.31は明日には歴史になる。

だから歴史と時事は本当は一緒。



そんなことを思っていた折に、ヘンリーキッシンジャーが、ホワイトハウスのドンが書くこの本を見つけた。現代の外交生き字引として知られる彼の目を通した世界史を知りたいと今、読み進めています。

今とをつなぐ世界史。歴史は繰り返されるし、人々の考え方、世論の流れも勢いもそれほど新しいものではなく、実は歴史に既出しているものだったりする。

勉強するとBrexitだって実はそんな驚くことじゃない、ということが分かったり。



通訳者として大事なのは知識でがちがちに武装することではなく、少しでも知っているか知らないかで、訳すときに自分の背中を少しだけ押してくれることもある、かも、しれないから、一応触れておこう、が大事。

最初から結果を求めちゃいけない。
積み重ねたことがいつだか忘れた頃に出てくる。だから知らないことが出てきたら放置せずに勉強する、そういう心構えでいること、ですね。