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通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

空の旅へ、

Skyfaring: A Journey with a Pilot



The EconomistBloombergを読むときのようにフレーズを盗んだり訳しながら読んだりマジメに英語を読むのも好きですが、ページをむさぼる感覚で、ベッドに埋もれて読む感覚で英語を読むのも大好きです。


またこれはこれで勉強になって、言葉が存在しない映像の世界に溶け込める。それは訳すときの感覚と似ています。


このSkyfaring、とても緻密に丁寧に、私たちのフライトにちなんだ体験、情景、感覚を的確に言い表しています。そして時間についてすごく考えさせられます。

当たり前なんだけれども、この地下鉄からエスカレーターで上がっている瞬間にも、南スーダンで眠りにつく人も、ニューヨークのガラス張りのオフィスで戦略会議を始める人も、チューリッヒの病院の待合室で無事を祈って泣きそうな人もいて。


ふしぎですね。
世界ってやっぱりひとつだ、な。みんな同じ空の元で、同じ星の上に立っている。

やはりいいなあって、本に溶け込みたい気分になる読みものには、目に見えないものを、ことばにしてくれている気がします。