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通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

受け身じゃ勝てない

同時通訳って、攻める、つまり、その人の代わりになって思いを伝えてやろう!って気持ちがないとうまく出来ない。

 

聞こえてくることを(つまり受け身)違う言語で話す。

自分ではコントロールできない(つまり受け身)話を違う言語で話す。

 

こうやって’受け身’だと思っているとうまくいかないのよね。

 

ある番組で長井鞠子さんがおっしゃってましたね、『通訳=格闘技』だって。あの番組を見ている頃はあまりよく分からなかったけど、今すごくよく分かる。私の中で1回1回通訳業務って戦なんですよね。全神経を集中させて向かってくるものとその場で対峙し、対処し、うまく収める。=戦、でしょ。

 

以前に同時通訳はワニワニパニックだと書きましたが、卓球のラリーの感覚でもあります。来たものにパンパン返していく。最初はボールを見ているけど、そのうち体全体でボールを感じられるようになる。気づくと、相手側も自分になっている、つまり、自分がその人になって話す。

同時通訳の入りの1分そんな感じ。