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通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

リプロダクションのコツ

自分がまだ何をやったら伸びるか分からず試行錯誤していた時、インターネット上で通訳 うまい、とか、上達方法とか見て延々と見ている時がありました。この記事を読んでいる方の中にはかつての私のような方もいると思います。

 

逐次通訳、同時通訳に共通して言えるのは、リプロダクションなしには通訳は上達しない、ということ。私自身、リプロダクションが嫌いで嫌いで、リプロダクションをしないでプロになった人はいないものかと数年前探しているくらいでした。

 

どこで好きに変わったかというと、

#1ある量やると自分が話す英語の質が上がるんですよ。かつ、再生する自分の英語(スピーカーの英語ですが。)がかっこよい。スピーカーの言ってること再生しようとするがゆえに、人が話した英語を自分の口から滑り出す。リプロダクションをやるときには、音の感覚ではなくその人が何を伝えているのか脳内に刻み付けながらやります。だから再生する際にも、言いたい中身の核&その英語表現を理解しながらアウトプットできます。=スピーキング力上がります。

 

#2好きに変わった時は、半年くらいたってからでしたね。その半年は人によってはもっと短く、もっとかかる人もいるかもしれませんが、一発で再生出来る量や、質があがるんです。やはり出来るようになると楽しいもんです。そこまでがつらい時もありますが。

 

自分も発展途上なことを重々承知で私が思う、リプロダクションをやる際のコツ共有します。

 

コツ1#一語一句もらしちゃいけない!と肩を張るのをまずやめる。

これは私の中ではコツです。日本語のスピーチなど聞く際にそんなことしないはずです。自然と肩の力抜いて内容を理解しようとしてるはずです。

(ただ言う程簡単じゃないですよ。英語になるとそれが自然には出来ないんですよ)

 

コツ2#スピーカーが話している内容を、理解しイメージする。その時、(ココ重要)「なるほどね」と思える位の理解をして、「○○らしいよ~」と誰かに伝えてあげるつもりで聞く。へえ、と思っているうちは人間十分な理解に至っていません。自分事にならないと、人は本当には理解しないんですよね。何事もそうですけどね。

 

コツ3#コツの1で一語一句もらしちゃいけないと思っちゃいかん、と書きましたが、3つ目のコツとしては、冒頭のフレーズ、単語2,3覚えておく。これは真っ白にならないためにかなり重要!

 

 

コツ3はテクニック的な話でしたが、初めはこんなこと苦痛でしょうがない!ってイライラしていた私が途中で気付いたのは、「これはリプロダクションなんだ、再生しなきゃいけないんだ、一語一句もらしちゃいかん」というマインドセットでやるのは、本末転倒だということです。

 

だってそんなこと考えていたら英語を聞きながら頭の片隅で「漏らすなよー漏らすなよー」って考えることになり、結果集中して人の話を聞けなくなります。

 

私もまだまさにリプロダクションをもっとできるように取り組んでいる最中です。

偉そうに書いていますが出来る時も出来ない時ももちろんあります。

 

けど、少しでも、出来るようになった、って感覚が大事です。

だって語学はそんな急に伸びないから。