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通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

精読 × 多読 =通訳基礎体力づくり

多読か精読かどっちがいいんだ!?って思う時期もありましたが、どちらも必要であることは通訳訓練されている方はご存じの方が多いと思います。

ここ数ヵ月で、精読、多読それぞれの実用性を新たに感じているので少し書いてみます。

【精読】は、文章の意味を正しく理解する訓練。

そのまま訳してくれと言われたら内容を汲み取った上でのスムーズな訳ができるくらい。
単語がすべて分かるからオッケーではなくて、著者の言わんとするところがわかったかどうか。
もしわからなければ調べる。単語がすべて分かっても理解出来ない場合、日本語で言われても分からない内容なので、背景知識不足。

トレーニングメニューだからやる、というのはもちろんですが通訳する際、音が入ってきて訳すまでの一連のプロセスがリーディングと全く同じだから、そのプロセスを意識してやる。という今更ながら、改めて意味を見いだして、気を引きしめてやってます。



【多読】は、多少分からなくても大量に読んでいくことで英文の流れを体でつかむ感覚をつけ、書かれている内容をイメージ化して読んでいく練習だと私は考えてます。

ただここで気を付けたいのは、1度出会ってなんだっけー?!と思った単語はココで覚えておかないといけない。どこかで訳す時に次出てきて分からなかったら完全に負けです。その単語に出合えたのはココで覚えておけということです。これから出てくるぞということです。

多読する時に注意したいのは、なんだっけー?!となった単語だけでも、覚える。少なくとも意味をおさえることです。1度読み終った後に単語を調べればいいと思います。時間あれば2回目に音読すると更にいいですよね。

多読、というと細かいことは無視という人もいるようですが、通訳者を目指そうという方は分からなくて気になった単語をそのままにしておくと、自分が後で痛い目を見るなと、実感しています。