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通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

通訳=アート論

長井 鞠子さんは『NHKプロフェッショナル仕事の流儀』という番組の中で、通訳は格闘技であるとおっしゃっていました。それぞれ通訳する者が感じるところは違うと思いますが、私は通訳はアートだと感じています。 アートにしたいです。

アートってそもそも何か?

全ての人が目に、耳にしていることを独自の方法で、お金を払う価値のあるものに変えることだと思います。

モネ展が現在人気を博していますよね。
一歩下がって見てみると池に浮いている睡蓮は、現代の建築で出来上がった駅は、夕陽は、皆が今も目にしていることです。

でもモネが描いたからあの価値があるんだ!
皆そう思うと思います。

通訳という行為は人の言葉を別の言葉に単に置き換えるものではなくて、人の伝えたいメッセージを本来届けることの出来なかった人へ届ける役割がある、かつ、聴く価値があると思ってもらえるようなことをしなければいけないな、と感じています。

そして私を通訳に今日呼んでよかった、と思ってももらいたい。同じことを話しても、どの媒体を通るかによって伝わりかたが違ってくるんですよね、通訳って。