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通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

通訳学校の門を叩いて3年。①

今通訳学校がセミナーやレベルチェックを行う季節ですね。

秋になったんだなあ、と感じます。

 

通訳を目指されている方はどのくらい早くクラスのレベルアップが図れるか成績表をもらうたびにやきもきするものだと思います。私もそうです。

講師は「出来るだけ高いレベルから始めて、最短で卒業しろ」と、よく言います。またセミナーに出て、今通訳者になった方々の経歴を聞いているとあぁやはりスムーズに上がるものなのかしら、と私も思ったりします。

結論、講師や卒業生の方のおっしゃる通りだと思います。

通訳者になれるほどの実力もないのに通訳学校に通い始めると夢と現実のギャップを埋める間、情熱が続けばいいですが、だんだんレベルアップしないことが慢性化してくるとコワイですよね。水にカエルを入れて沸騰させても気づかないで死ぬとはこのことです。

 

私の場合インタースクールの英語専修Ⅳから始めました。通訳コースにさえ含まれないコースです。これが2012年秋。「通訳コースのテストも受験されますか?」と聞かれ、「イヤイヤ通訳なんて無理だし」と、普通にペーパーテストだけ受験したんです。あの時通訳テストを受けていたらどうなっていたか分からないけど、今振り返ればクラス内のテキストのサイトトランスレーションの訳もすぐに出来ず、ディクテーションも出来ず、人前で訳すなんてムリ!という感じだったので、妥当なクラスだったと思います。

 

そして2013年春。

「会議通訳準備科へ進級ですよ。ここから上はどれだけ下手な訳をしようが『あなた下手ですね』なんて誰も言ってくれないですからね。自分を客観的に見て頑張って下さいね」

「は、はぁ。通訳コースかぁ。通訳なんてしないんだけどな。でもレベル上がって楽しそう」という感覚でした。このクラスで初めて英米人のスピーチを聞きました(今になって思えば冷や汗ものです)当然、「ハ?なんて言ってんの??」と思うことも多く、でもだからこそ勉強しなきゃ!と勉強し、そうすると実力が上がっていることが感じられ快感だったことをよく覚えています。

通訳者ってこんな大変なんだな、と思いながらワクワクしていました。

 

②へつづく