通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

通訳

読書で言いたいことをつかむ力をつける

www.ted.com 読みやすいトピックである程度知っている内容を英語で読むと、抵抗なく楽しむ読めます。政治・経済雑誌ばかり読んでいると、なんとなく訳しながら読もうとしてしまうし、知らない単語をピックアップしたくなるし、どうしても「お勉強」になりま…

リプロダクションと逐次通訳

疲れている時にはこんな簡単な一文さえも出来ないのか、と思うほど、集中力と理解力が必要なリプロダクションです。 甘いものでも食べて頑張れる時は、3文、4文と伸ばしてみたり、もしくは風景が見えやすいもの(話されていることが想像しやすいもの)の時は…

無意識のレベルにまでシステムを

ダンスの足の運びも理屈があって、システムがある。 通訳もおなじ。 次に聞こえてくる英語、日本語が分かりにくくて分析や理解に多少時間がかかっても、苦労しても、アウトプットには支障がないようにする。そのためには、前の部分の終わり方から意識をしな…

動詞を大事にしよう

英語から日本語への通訳。 1つ思ったのは、日本語から英語にするときにも、逆でも、動詞を補って完成した文を作り続けていくことが大事だということ。 日本語は述語がなかなか出てきません。何かしら動詞を補って文を作る必要があります。そういう意味で、予…

enjoy at present

過去と今と、未来は繋がっている

テクニックの前に本質

運転は、目の前の道路でなく進む先を見てハンドル操作する。 スピーカーの訴える風景を、違う言語で語る。 なにか伝えたい時は、相手の目を見て。 吸い込みたいなら、まずは吐ききること。 そうやって大局的な視点で教わったことは、精神状態ギリギリの時に…

今宵に華を。

マイクをつかんで少し下向きに 真っ白いノートを見下ろして、ペンが出番を待つ スピーカーの横顔を見る。皆さんの方を見渡して微笑んで、口を開いた。 さあ始まる、の緊張の瞬間。 私の好きな瞬間。 スピーカーが話し終わって、マイクに近づく ノートを見下…

目的を考えよう

通訳は誰のためのものか、ということ。 服はビジネスなら相手のため。 プレゼンはお客様のため。 手術は患者のため。 なんでも目的は存在している。 通訳は明らかに聞いている人のため。そして、話している人のためでもある。 二つのものの間に入るのが通訳…

ご挨拶

スピーチやご挨拶等を逐次通訳ですることがあります。 国内外企業、国内外政府、と様々です。 通訳うんぬんよりも、もしかしたら好き、嫌いが分かれるところかもしれません。 ですが今日は大勢の前でのご挨拶通訳の話です。 原稿があろうとも、なくとも、私…

ハートを通訳しよう。

通訳ばかりやっていたら真っ直ぐに成長出来るほど、簡単じゃない。 無駄かもしれないことを、楽しむ。 人の話を聞くことだって、そう。 読書もそう。 音楽を聴くことも、 新聞を読んだり、 たまには英文雑誌広げてみるし、 海外の友人にねえ最近どうしてる?…

文字通りの、繰り返し、では足りない。

通訳学校へ通っていて、また、通訳者として稼働していて、その時その時で自分に必要なトレーニングメニューは異なります。 一度トレーニングメニューを決めたら、繰り返します。 何の疑問も持たずに繰り返すというよりかは、今自分が鍛えないといけないとこ…

自分にチャレンジしよう

想像ですが。 通訳学校を卒業する時は「実際の(フリーランスの)通訳市場に今こいつを放り出したら泳いでいけそうか?まあ、どうにか大丈夫だろうか。」 その見定めを講師がしてくれているから卒業出来ているんだと思います。つまり通訳学校を出るというこ…

もがいて準備を。本番はスマイルで。

通訳する側にとって一番いやなのは、全く想定外のこと。 悲しいかな、想定外のことが十二分にあり得る環境にいるのが通訳者です。 発表者が突然1人増えたり、ウィスパリングと言っていたけれど逐次通訳になったり、一生懸命話すスピーカーのある国の英語が全…

I can speak English and Japanese.......so what?

師匠にはずっと「通訳するときにあー、えー、を言うな」と言われ続けてきました。 もちろんそれは英語でも um, ah というフィラーを入れるな、ということでもあります。次のwhat to sayがすぐに出なければ黙ってればいいのです。 通訳者として呼ばれる会議に…

辛口評価をもらおう

日本で英語を話して仕事をしていると自己満足というか、自己評価が主なものになります。 「あの通訳者の英語は下手くそで聞いてられない、どうにかならんのか」というお声は、日本ではなかなかないだろうと思います。 注意してくれる人がいるということは、…

ブレずに。

勝とうとせずに一手でも負ける瞬間を遅らせるようにコマを動かす、というのが徒然草に出てくる一幕です。 バッターボックスにたって、バットを振って球を飛ばすのも、精神は同じ。 通訳も右に同じ。 つまり、打とうとするとフォームが崩れます。意識は打った…

look, she is my translator

同じクライアントであっても、全く同じことを言うことは一度もない フリーランスとなってからまだ2年すら経っていない私だけれど、同じクライアントの仕事が、たまたま昨年と同じ時期に入っているのをカレンダーで見ると1年前と私はどう変わったのだろうか、…

too wordy, you know?

このタイトルがすべてで、これは永遠の課題で。 wordyすぎない素敵なニッポン人の英語。 もしかしたら、通訳者でない英語が流暢な人の方がwordyすぎないで済むかもしれない(内容が漏れていないかは別として) 通訳だとスピーカーが言ったことは「(意味を)…

the weight it carries

本にはこれまで本当に救われてきた 歓びがあるとき、楽しいときは響かない言葉の森も、ずーんと重く響いて包まれて、その重さでストンと落ちる 出口治明氏が軽い現代の本を読んで解決する悩みなど悩みに入らない、と。ある著書の中で述べています。大企業の…

just relax and your concentration does the job for you

呼吸を無意識にするように、 脳も勝手に動いていて、眠っている間も常に回転し続けている 勝手にあるべき姿で動いてくれているから、上手くまわる 無意識にまわっているからこそ、『なんか違って』いる感覚と、how to fix itが必ずしもすぐには結びつかない …

緊張のあとに。

街中に見つけるとほっとするスターバックスコーヒー 緊張が解けてほっとしたいときに。 いつもありがとう!

無意識を使う

同時通訳は卓球のようなものだと思います。 ピンときたらポンと返す、ポンときたらピンと返す。 待っている暇はありません。 待っている暇はないけれど、テーブルの上に、かつ、ネットの向こうにボールを返す必要があるのが卓球であり、同時通訳です。 先ほ…

同時通訳のコツは、粘らないこと。ださくてもサラッといこう。

重要な会議の同時通訳で録音されて公表 ↑ ↑ ↑ ココと ココと ココ この3つが揃うとただでさえない実力が6掛けになります。 (重要でない会議形態はない、という議論はさておき) 緊張しているのとはまた違う感覚です。 手に汗をかいたり、心臓がバクバクした…

逐次も同時も、その場の理解が大事

逐次通訳もノートをとる時には、何を云わんとしているか分かっていないといけません。つまり聞いてすぐにパッと意味が分かる状態でないと、どんどん遅れてノートを取るのも大変になります。 同時通訳もそういった意味では同じで、聞こえてきた英語の意味、何…

ウェイトをどこに置くか

仕事にとにかく入ることで通訳が上手くなる、と思う人もいれば、 仕事にとにかく入ることで自分が忙しくて稼がせて頂いているけど根本的なスキルとしては変わらないと思う人もいます。 先日もある先輩とお仕事の際にそんな話になりました。 仕事に入るときに…

warm up before a dive

英語の自主トレーニングだけでなく、情報やアドバイスが欲しいとき、リラックスしたいときにもTED talksは使えます。 英語を話すことを職業にしている方は、彼の紹介するトレーニングを試しにやってみることおすすめします。 環境によってはできないものもあ…

パソコンサイトラ

音を出して練習する環境がなかなかない場合も結構あると思います。 それでも通訳は音を処理する仕事なので、音(わたしたち日本人の場合は、英語)に触れていないと処理スピードが落ちます。どこかでどうにかして音を聞いて、音を同じ速さで出していく練習と…

インプットのたのしさ

野蛮人の読書術から始まって、トランプ・シフト これからの世界経済に備える14のことで今週は終わりそうです。 ある書籍で紹介されていて面白そうだと思った本を読んで、その著者の関連の本を読んで、という風に芋づる式に本を読むのも楽しいです。 野蛮人の…

あがきたいなら通訳中に 

諦めるでもなく、開き直るでもなく 愚直に足りなかったところ、間違えたところを確認して どうすべきだったかを認識して それで、オッケ 私今の部分間違えて言っちゃった! 今のスピーカー速くてあの部分落としてしまって。。 いやー今のはちょっと無理だな…

be a yesman when you are nobody

録音機を使い始めたのはいつ頃だったか覚えていませんが、今ではとても大事なツールになっています。自分の音声を録ることがメインですが、ダンスレッスンや専門家の話を聴く際に、細かいところを覚えておけないので愛用しています。 フラメンコの初心者とい…