通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

書籍

無意識に出来る感覚を、範囲を広げる

参考 Frontiers | Efficient foot motor control by Neymar’s brain | Frontiers in Human Neuroscience ネイマール選手が足を動かしてボールを扱う際、その他のプロサッカー選手よりも使用する脳の範囲がずっと少ない。 仕事でリサーチしていた過程でたまた…

言語だけでは通訳は上手くいかない

孔子も『自分であれこれ考えるのは、学ぶことにおよばない』と言っている。多くの本を読み、多くの物事に接し、先入観をもたずに鋭く観察し、真実のありかを求めれば、信じること疑うことはたちまち入れ替わって、昨日信じていたことが疑わしくなることもあ…

自戒のすすめ

異論を出して議論し、事物の心理を求めるのは、まるで逆風のなか船を進めるようなものだ。右に、左に、波に揺られ風に逆らい....目的地までの進み具合からすればわずか十、二十キロにすぎない。...そこで争われる説というのは、疑いの一点を原因として生まれ…

自分のことは本当によく分かってないのが、ヒト

どうしたら効率よく効果的に脳を使えるか、私たちの知らないところで脳はどう動いているのか知ることは、生きていく上で大きな後押しになります。 「わたし」が生きていると思っていても、脳が全てを司っているので脳を知るということは自分をよりよく知ると…

持ち時間を賢く使おう

通訳者としての腕をあげるには、トレーニングしかありません。仕事をしても、腕があがるほど大きな要素にはなりません。これは私が日々感じていることです。仕事をすれば慣れはしますが、腕はあがりません。基本的に自分の持つ力の範囲で対応しているだけで…

本に線をひいて

ゴールデンウィーク、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 雨が降り、晴れて、涼しい風が吹き、お天道様も新しい時代を喜んでいらっしゃるかのようです。 これだけ休みが長く続くと何か完遂出来そうだと思い、大小さまざまな計画を立てて実行中です。そのう…

天才レシピ

成功に必要なのは才能か、努力か? 常に議論となる話題で書籍が絶えません。 それは、どうせ努力しても才能のある人には叶わない、と思いつつ、努力をしさえすれば成功するんだったら自分次第、と思うのが人間だからなんでしょう。 日本語訳では「天才とは何…

真実を

3百万人の幼児が5歳になる前に亡くなっている、と聞いたときに、そんなに!と簡単に信じてしまう私だけれど、それでは真実は捉えられませんよ、という本。 テレビや新聞、ブログや書籍で情報を大概私たちは受け取る。そのときにはすでにまっすぐ伝わってきて…

一歩でも未来へ。

現状を改善する策が取られていれば、 物事が前に進んでいれば、と言ってもいいと思うけれど、 ストレスはたまらない 病気になってつらくても、今の状態を少しでも和らげる処置に医者が動いてくれていれば、今この瞬間がつらくても、耐えられる。 読了すると…

通訳と関係ないことを追求し続けよう

通訳ラットにならずに通訳者人生を楽しもう 本を読んで、いろんな方のお話を聞き、美術館に足を運んで、機内で隣の席の人と語り合って、映画を見て、雑誌を読んで、ポッドキャストをきいて視界を広げておく それが回り回って通訳で役に立つ 思わぬところで、…

一生懸命では今の時代、足りない

本年の幕開けはこの書籍から。比較にもならない忙しさの首相が年末年始に選んだ書籍と知ってさぞ、と思って気合いを入れて読み始めましたが、これほど引き込まれる歴史小説は初めてです。The book of my 2019に早くもノミネートしたいくらいです。 信長と家…

読書で言いたいことをつかむ力をつける

www.ted.com 読みやすいトピックである程度知っている内容を英語で読むと、抵抗なく楽しむ読めます。政治・経済雑誌ばかり読んでいると、なんとなく訳しながら読もうとしてしまうし、知らない単語をピックアップしたくなるし、どうしても「お勉強」になりま…

文字通りの、繰り返し、では足りない。

通訳学校へ通っていて、また、通訳者として稼働していて、その時その時で自分に必要なトレーニングメニューは異なります。 一度トレーニングメニューを決めたら、繰り返します。 何の疑問も持たずに繰り返すというよりかは、今自分が鍛えないといけないとこ…

the weight it carries

本にはこれまで本当に救われてきた 歓びがあるとき、楽しいときは響かない言葉の森も、ずーんと重く響いて包まれて、その重さでストンと落ちる 出口治明氏が軽い現代の本を読んで解決する悩みなど悩みに入らない、と。ある著書の中で述べています。大企業の…

脳の使い方

なぜ音読がいいのか、 分かっている単語もなぜ書き出すべきなのか、 的確な判断をするためになぜ様々な経験をすべきなのか、つまり、様々な本をたくさん読むべきか、 今までなんとなく「いいんだろうな」くらいにしか思っていなかったけれど、この本を読んで…

無意識を使う

同時通訳は卓球のようなものだと思います。 ピンときたらポンと返す、ポンときたらピンと返す。 待っている暇はありません。 待っている暇はないけれど、テーブルの上に、かつ、ネットの向こうにボールを返す必要があるのが卓球であり、同時通訳です。 先ほ…

インプットのたのしさ

野蛮人の読書術から始まって、トランプ・シフト これからの世界経済に備える14のことで今週は終わりそうです。 ある書籍で紹介されていて面白そうだと思った本を読んで、その著者の関連の本を読んで、という風に芋づる式に本を読むのも楽しいです。 野蛮人の…

縦も。横も。

縦だけでなくて横にも成長したい 縦に成長。 昨日よりも自分の通訳レベルが上がる。 CNNを見る、 ホワイトハウス会見のシャドーイングをしてみる、 CitiCEOの同時通訳をしてみる、 The Economistを読みこむ、 官房長官記者会見を同時通訳してみる、 TEDを聴…

縦だけでなくて横にも成長したい

通訳の仕事をすると否応なしに広く、浅く様々な情報を知り、それを違う言語で言い換えたらどうなるかを知るのだけれど 知っていることは多くなった気がするけども 蓋を開けてみたら表面をさらったくらいの知識しかないのですよ ひとつひとつの仕事に向き合っ…

新聞たち。

勉強材料として、そして最近では情報を得る目的で新聞を英語でも読みはじめてからだいぶ経ちます。 振り返るといろいろ読んでみました。私が読んでいただけでこれで全部じゃあ、ありませんので、what to readで悩んでいる方はさらにリサーチください。 The J…

Happiness inhabits my every molecule

oh boy, I can't help but laughing out loud (not that much as literally meant)while reading this lovely novel in the rigid Japanese businessmen-packed-the most uncomfortable train at around like 7pm! I know the very tired looking man who lo…

ペーパーバックを読むときは日本語、英語の順で

このブログをご覧の女性のみなさん! 数年前に映画となったこの作品ご存知の方、多いと思います。日本語でご覧になったり、日本語訳版を読んだ方は英語も読んでみてはいかがでしょうか、おすすめです。 日本語で読んでからであれば英語のハードルもググっと…

時間はあると思ってしまったら、ないのと同じ。そして書籍の紹介を。

今日も休み、明日も休みということになると、多少無理したり疲れる練習をしても翌日に持ち越す恐れもなく、翌日の仕事準備もないのでありがたいものです。(が、こんなに連休いるのか?日本人がボケてまうよ) それでも自分の時間に対する感覚は甘いなと思い…

通訳と聖書

通訳をする上で聖書の内容を一通り知るくらいはやらにゃいかんと冷や汗をかきながら思ったことは一度ではありません。 ダビデとゴリアテは思い出せるだけでもこの1年間で3回はあります。 ノアの箱舟に出てくるolive branchのくだりは北朝鮮の姿勢がこの数か…

ストーリーは動いている

パラパラ漫画は一枚一枚見ると動かないし、ゆっくり次のページにめくっても何もストーリーはないのに、速くめくると本当にそこにミッキーが走って、岩につまずいておきあがってケタケタお腹を抱えて笑うというストーリーが見えてくる わたしの洋書を読む感覚…

日本語をきちんとはなす

現場に行ってお褒め頂いて嬉しいのは、日本語です。日本語をお褒め頂いたことは片手でかぞえられるくらいしかありませんので、よく覚えています。 褒められると同時に緊張したことも覚えています。 英語も確かにお褒め頂いても嬉しいですが、こちらは大学生…

羽生善治さんs in my room

昨年は気持ちが忙しく、文字通り部屋が荒れました。 部屋が、というよりも私の場合、荒れるのは本棚です。 困ったときや悩んだ時ほど、読む量が増えます。 人と別れたあと、気持ちがまっすぐにならないとき、どうやって壁を乗り越えたら、、と悩んだとき、と…

『分かった気がしているだけ』のその直感はたぶん正しい

Citiを始め米国企業が今期損失計上している理由の一つとして挙げられているのが、先日米国議会で成立した税制法案。法人税率が引き下がるというメリットが長期的にはあるものの、直近では引き当てていた繰延税金資産を取り崩さなければいけなくなったことが…

It boils down to a question of intensity 2

なにをもってintensityとするかは、人によって違うと思います タン タン タン タン の タン から タンまでの間にどのくらい、感じるかによってintensityは変わります 官房長官記者会見の通訳では、 タン から タンまでの1秒に1文字しか入らないと思っていた…

投資をしよう

金融市場に参加していなくたって 時間とお金と 投資する機会はみんな与えられている 投資するきっかけが与えられている それは学校へ通ったり、本を読んだり、旅行をしたり、新しい人や場所との出会いも。 金融市場でなくても、 投資にはリスクが伴うし、リ…