通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

自分にチャレンジしよう

想像ですが。 通訳学校を卒業する時は「実際の(フリーランスの)通訳市場に今こいつを放り出したら泳いでいけそうか?まあ、どうにか大丈夫だろうか。」 その見定めを講師がしてくれているから卒業出来ているんだと思います。つまり通訳学校を出るというこ…

もがいて準備を。本番はスマイルで。

通訳する側にとって一番いやなのは、全く想定外のこと。 悲しいかな、想定外のことが十二分にあり得る環境にいるのが通訳者です。 発表者が突然1人増えたり、ウィスパリングと言っていたけれど逐次通訳になったり、一生懸命話すスピーカーのある国の英語が全…

I can speak English and Japanese.......so what?

師匠にはずっと「通訳するときにあー、えー、を言うな」と言われ続けてきました。 もちろんそれは英語でも um, ah というフィラーを入れるな、ということでもあります。次のwhat to sayがすぐに出なければ黙ってればいいのです。 通訳者として呼ばれる会議に…

辛口評価をもらおう

日本で英語を話して仕事をしていると自己満足というか、自己評価が主なものになります。 「あの通訳者の英語は下手くそで聞いてられない、どうにかならんのか」というお声は、日本ではなかなかないだろうと思います。 注意してくれる人がいるということは、…

ブレずに。

勝とうとせずに一手でも負ける瞬間を遅らせるようにコマを動かす、というのが徒然草に出てくる一幕です。 バッターボックスにたって、バットを振って球を飛ばすのも、精神は同じ。 通訳も右に同じ。 つまり、打とうとするとフォームが崩れます。意識は打った…

look, she is my translator

同じクライアントであっても、全く同じことを言うことは一度もない フリーランスとなってからまだ2年すら経っていない私だけれど、同じクライアントの仕事が、たまたま昨年と同じ時期に入っているのをカレンダーで見ると1年前と私はどう変わったのだろうか、…

too wordy, you know?

このタイトルがすべてで、これは永遠の課題で。 wordyすぎない素敵なニッポン人の英語。 もしかしたら、通訳者でない英語が流暢な人の方がwordyすぎないで済むかもしれない(内容が漏れていないかは別として) 通訳だとスピーカーが言ったことは「(意味を)…

the weight it carries

本にはこれまで本当に救われてきた 歓びがあるとき、楽しいときは響かない言葉の森も、ずーんと重く響いて包まれて、その重さでストンと落ちる 出口治明氏が軽い現代の本を読んで解決する悩みなど悩みに入らない、と。ある著書の中で述べています。大企業の…

脳の使い方

なぜ音読がいいのか、 分かっている単語もなぜ書き出すべきなのか、 的確な判断をするためになぜ様々な経験をすべきなのか、つまり、様々な本をたくさん読むべきか、 今までなんとなく「いいんだろうな」くらいにしか思っていなかったけれど、この本を読んで…

just relax and your concentration does the job for you

呼吸を無意識にするように、 脳も勝手に動いていて、眠っている間も常に回転し続けている 勝手にあるべき姿で動いてくれているから、上手くまわる 無意識にまわっているからこそ、『なんか違って』いる感覚と、how to fix itが必ずしもすぐには結びつかない …

緊張のあとに。

街中に見つけるとほっとするスターバックスコーヒー 緊張が解けてほっとしたいときに。 いつもありがとう!

無意識を使う

同時通訳は卓球のようなものだと思います。 ピンときたらポンと返す、ポンときたらピンと返す。 待っている暇はありません。 待っている暇はないけれど、テーブルの上に、かつ、ネットの向こうにボールを返す必要があるのが卓球であり、同時通訳です。 先ほ…

同時通訳のコツは、粘らないこと。ださくてもサラッといこう。

重要な会議の同時通訳で録音されて公表 ↑ ↑ ↑ ココと ココと ココ この3つが揃うとただでさえない実力が6掛けになります。 (重要でない会議形態はない、という議論はさておき) 緊張しているのとはまた違う感覚です。 手に汗をかいたり、心臓がバクバクした…

悔しいと思えるのはレベルアップの余地があるということ 

悔しい、っていう気持ちってすごく大事だと思います。自分に対する、悔しい、ですよ。他人と比べて悔しい、っていうのは計れない感情的なことなので、対策立ててどうしてだろうって首を捻ってもなかなか出ないです。 自分に対して悔しい、もう少し出来るはず…

逐次も同時も、その場の理解が大事

逐次通訳もノートをとる時には、何を云わんとしているか分かっていないといけません。つまり聞いてすぐにパッと意味が分かる状態でないと、どんどん遅れてノートを取るのも大変になります。 同時通訳もそういった意味では同じで、聞こえてきた英語の意味、何…

ウェイトをどこに置くか

仕事にとにかく入ることで通訳が上手くなる、と思う人もいれば、 仕事にとにかく入ることで自分が忙しくて稼がせて頂いているけど根本的なスキルとしては変わらないと思う人もいます。 先日もある先輩とお仕事の際にそんな話になりました。 仕事に入るときに…

warm up before a dive

英語の自主トレーニングだけでなく、情報やアドバイスが欲しいとき、リラックスしたいときにもTED talksは使えます。 英語を話すことを職業にしている方は、彼の紹介するトレーニングを試しにやってみることおすすめします。 環境によってはできないものもあ…

パソコンサイトラ

音を出して練習する環境がなかなかない場合も結構あると思います。 それでも通訳は音を処理する仕事なので、音(わたしたち日本人の場合は、英語)に触れていないと処理スピードが落ちます。どこかでどうにかして音を聞いて、音を同じ速さで出していく練習と…

インプットのたのしさ

野蛮人の読書術から始まって、トランプ・シフト これからの世界経済に備える14のことで今週は終わりそうです。 ある書籍で紹介されていて面白そうだと思った本を読んで、その著者の関連の本を読んで、という風に芋づる式に本を読むのも楽しいです。 野蛮人の…

あがきたいなら通訳中に 

諦めるでもなく、開き直るでもなく 愚直に足りなかったところ、間違えたところを確認して どうすべきだったかを認識して それで、オッケ 私今の部分間違えて言っちゃった! 今のスピーカー速くてあの部分落としてしまって。。 いやー今のはちょっと無理だな…

be a yesman when you are nobody

録音機を使い始めたのはいつ頃だったか覚えていませんが、今ではとても大事なツールになっています。自分の音声を録ることがメインですが、ダンスレッスンや専門家の話を聴く際に、細かいところを覚えておけないので愛用しています。 フラメンコの初心者とい…

足をしっかり動かせば補助輪なしの自転車の方が気持ちいい。

通訳にもいろいろあります。色々な分け方があります。 たとえば 原稿やパワポ資料に沿って読み上げるタイプ。 フリートークタイプ。 読み上げタイプは、手元に原稿があれば無難な仕事になります。聞きながらも、読めばいい無難なタイプです。原稿がない読み…

201808312028

ダークグレーのトンネルが未来まで繋がっていた シルクの首都高 地面が光ファイバーのように流れる 左はウズベキスタン方面 右に入るとgemが散りばめられていて ドライバーは95キロの安全圏 オンシジウムにリモニウム そしてゴッホのひまわりを抱いて スペイ…

電話会議で鍛えて

leogirl.hatenablog.com 2年前にこういう記事を書いてます。強靭なリスニング力を。クリアな音が入ってこなくてもそれを当たり前と思わないといけない、と。これは社内通訳者の時代ですが。 それに加えて、やはり慣れも大事な要素かなと思います。今年に入っ…

Stop thinking you need no improvement

疲れたなあと思った時にはキレートレモンを。太陽を。音楽を。小説を。運動を 先日ある先輩方とお仕事をした際に、キレートレモンを頂きました。レモンのイメージだったそうで。 毎度飲む度にキレッキレの酸っぱさが好きな一方で、その酸っぱさに思わずごめ…

逐次通訳のノート

逐次通訳も同時通訳もワードバイワードで逃さない、と力んで聞いていると、話している人が伝えようとしている内容もしかり、雰囲気、ニュアンスでもいいですが、逃してしまうのです。 逐次通訳はノートを取りますが、取ったノートが自分をヘルプしてくれなけ…

自信はどんどん崩していこう

疲れたなあと思った時にはキレートレモンを。太陽を。音楽を。小説を。運動を。 仕事の通訳がイマイチと思った時には甘いものを。そのあとに分析を。 自信がつかない、ない時は出来ないと思う練習を何度も。怖くても100%準備して仕事に臨むこと。繰り返すこ…

本番130キロで運転しないといけないなら、そもそもの常識を130キロにしておく。

同時通訳は常に1秒単位での時間との闘いです。 今の1.5秒で言うべき言葉がすぐに出てこないために、どんどん流されるということがあります。 同時通訳では瞬間的理解力と速さ対応力が重要なプレイヤーです。 同時通訳では意味が全部取れてから発話していたの…

原因究明して前に進もう。がむしゃらはいけない。

空が高くなって、秋がすこし近づきました。 多読精読とあるように多聴精聴とあります。 精聴はトレーニングを継続している通訳者であればやっていることだとは思いますが、スクリプト付き多聴をあまりこれまでニュース以外してきませんでした。久しぶりに多…

試行錯誤しよう。近道はない。

世間はお盆休みに入って少し街の中も閑散としています。 まとまったお休みがあるわけではないですが、わたしもつられて夏休み気分です。 ある程度まとまった時間が取れると普段出来ないことが出来ます。 通訳の講義を聞いたり、日英の基本文の訳練習、スピー…