通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

本番130キロで運転しないといけないなら、そもそもの常識を130キロにしておく。

同時通訳は常に1秒単位での時間との闘いです。 今の1.5秒で言うべき言葉がすぐに出てこないために、どんどん流されるということがあります。 同時通訳では瞬間的理解力と速さ対応力が重要なプレイヤーです。 同時通訳では意味が全部取れてから発話していたの…

原因究明して前に進もう。がむしゃらはいけない。

空が高くなって、秋がすこし近づきました。 多読精読とあるように多聴精聴とあります。 精聴はトレーニングを継続している通訳者であればやっていることだとは思いますが、スクリプト付き多聴をあまりこれまでニュース以外してきませんでした。久しぶりに多…

試行錯誤しよう。近道はない。

世間はお盆休みに入って少し街の中も閑散としています。 まとまったお休みがあるわけではないですが、わたしもつられて夏休み気分です。 ある程度まとまった時間が取れると普段出来ないことが出来ます。 通訳の講義を聞いたり、日英の基本文の訳練習、スピー…

語彙力とシャドーイング(前提としてリーディング)

自分の口から出せる、そして耳で拾える語彙を増やすにはシャドーイングをして、知らない英語を口から強制的に出すことかもしれません。一定の速さの中での発音も分かる、使い方も分かります。 というのも口語で使うものか、文語で使うものか、辞書を引いても…

アクティブに脳を運用しよう

分かるのと語れるのは全く違います。 パッシブか、アクティブかの違いです。 パッシブでもまずは理解すること。ここが第一段階ですよね。 本当に理解しているかどうかは自分で説明できるかを考えてみればいいです。これが第二段階です。 他人に言われて、新…

縦も。横も。

縦だけでなくて横にも成長したい 縦に成長。 昨日よりも自分の通訳レベルが上がる。 CNNを見る、 ホワイトハウス会見のシャドーイングをしてみる、 CitiCEOの同時通訳をしてみる、 The Economistを読みこむ、 官房長官記者会見を同時通訳してみる、 TEDを聴…

縦だけでなくて横にも成長したい

通訳の仕事をすると否応なしに広く、浅く様々な情報を知り、それを違う言語で言い換えたらどうなるかを知るのだけれど 知っていることは多くなった気がするけども 蓋を開けてみたら表面をさらったくらいの知識しかないのですよ ひとつひとつの仕事に向き合っ…

switch

バランス、バランスってよく言うけれど、1度崩れると立て直すのが大変だから、意識する必要があったりして。 食事のバランスも大事、 プライベートと仕事のバランスも大事、 静と動のバランスも大事、 このあたりは人生の基盤。 最近思うのは、アップダウン…

先生の言葉

コンスタントに叩くのが難しいなあ、と思ったとするでしょ。 それを思うよりも、もっと客観視して今の音が本来とどう違ったかに目をむけてほしいの。だってそうじゃなかったら、次も分かんないじゃん。比べるものがあるから「じゃあ次はもっと上手くいく」っ…

そういえば逐次通訳。

そういえば、逐次通訳。 通訳学校で当てられて最長文章は思い出せる限り、3、4文だったと思います。 3,4文もしっかり訳せることが基本中の基本、という意味で3,4文だったんだと思います。 現場に出て3,4文でスピーカーが止まってくれることはあまりあ…

逐次通訳の実際

逐次通訳中に通訳者のメンタリティで何が大変かというと、 自分の理解を超えたことを言われたときに、 聞こえてきた通りに、 自分の「どういうこと??」を織り交ぜずに、違う言語で話すところ。 聞いていて「なるほどね」とか、ロジックが見えるものは、通…

新聞たち。

勉強材料として、そして最近では情報を得る目的で新聞を英語でも読みはじめてからだいぶ経ちます。 振り返るといろいろ読んでみました。私が読んでいただけでこれで全部じゃあ、ありませんので、what to readで悩んでいる方はさらにリサーチください。 The J…

we don't actually know who feeds us

仕事が終わってあまりにも疲れて帰宅してから夕飯にする元気がないとき。 外食レストランにお世話になります。 厨房に近い席に座ると奥ではちまきを巻いた細身のインド系外国人がみえる。天ぷらを揚げているようだ。その手つき。wow 台所に立ったことのなさ…

える・ふらめんこ

9歳以来やっていなかった踊りというスポーツを、始めようかと。 通訳も十分刺激的ですがさらにスパイスを加えてみようかと。 スペインという異国の踊り。 スペイン語も少しずつ再開。 ダンスのティーチングは出来なかったら手取り足取りというものではなく、…

アナログにいこうっ

最近仕事で重宝しているのが、えんぴつ。 いや、まあ正確にはシャープペンシル。 KIKKERLANDが出しているいかにも2Bぐらいの濃さで書けそうな持ち手が太いえんぴつなのに、シャープペンシル。 書いても消せると思うから、するする書いてしまうのか えんぴつ…

壁は前からそこにあって、壁に自分が近づいただけ

こうやってブログを書いてる間に勉強したらどうだともう一人の自分がワンワン騒いでいるけれど、自分の思いを形に出すことは通訳者ではない私がいる限り避けられないのよsorry ある程度慣れてきたかなあと思った頃に壁にぶつかる。ヘルシーな歩みなんだろう…

反省会ひとりごとの巻

私には出来ません!と言うのは簡単だけれど、仕事をありがたくも頂いている限りはがんばらないといけない。 本当に思う、上手いというのは通訳が上手いとは違うんじゃないかと。 毎度仕事が終わってから復習していると首の皮一枚で繋がって何とか今日もやっ…

絶妙なホワイトハウス記者会見

前回紹介したホワイトハウスpress briefing。 シャドーイングにも結構使っているのですが、やりながら笑ってしまうような報道官と記者とのやり取りがあって、緊張感も伴いつつこうした笑いが起こる記者会見っていいなあと思います。 官房長官の記者会見を聞…

リプロダクション音源

リプロダクションは記憶力を高める為だけでなくて理解力をあげるのにも役立ちます。 理解力と私が言うのは、リスニング力+なんとなくではない文章(構造)を理解する力+多少単語を落としてもストーリーを捉える力、かと。 あまりゆっくり話してくれるスピ…

expect the unexpected

もしかしたらこういう単語を使うかもしれない、もしかしたらこのトピックにも派生するかもしれない、と用意していっても、それが当たることは23回に1回とか。 そこに割いた時間で違うこと出来たんじゃないかと思わなくもない。でもそうすることで『何も起き…

business as usualだよ

同時通訳している時の感覚は人によって違うと思うけれど、 日英のときは、日本語が右から左にテロップみたいに流れていて自分が話している間に左に流れていく日本語を横目に訳している。左に流れていった日本語もどこかで捕まえて英語にしないといけない。 …

wind down after up.

かちっと仕事したあとは、ちゃんとゆるむ。 Lianne La Havas - Unstoppable (FKJ Remix) [Official Audio] - YouTube

それね、実際緊張したほうがいい。

緊張にはいい緊張と悪い緊張があります 私も通訳をしていく中で試行錯誤してきました。 いい緊張なら、本来は緊張したほうがいいのです。集中力も上がって、頭の回転も速くなります。 悪い緊張は、不安に自分が負けてしまってマイナスイメージが大きくなり、…

don't bore me

新しい言い回しを毎回使うのは結構ハードルが高いと思うけど、なんとなく自分が使う英語が新陳代謝する時期があって。 そういう時ってきっかけは色々あるとおもうけどわたしの場合は、自分が使う英語に飽きてる時。 「またその言い回しー?!この間も使った…

新聞は立って。

太陽とパイン100%ジュースと。 部屋だとはかどらない英字新聞もざくざく。

休むことも計画のうちに。

最近午前、午後の仕事開始時間がいい具合にあいているので、自宅と仕事先と2往復する生活をしています 結果、一日の終わりには14000歩歩いていて、疲れますがいい運動です 荷物を減らせないか試行錯誤していますがこれ以上無理なので、身体が凝り固まらない…

#2 外から見えるものにa great deal of attention first.

形から入るのはスーツやペン、ノートとか、何も身につけるものだけではない 英語も形からはいった方がいい。 つまり、自分の口から到底出ない質の高い、速い英語を口から無理やり出す。シャドーイングなり、リプロダクションなり。 初めは自分が何を話してい…

外から見えるものにa great deal of attention first.

師匠に教わってわたしの通訳人生は、形からはいって、中身がついてきている 器を作ってから中身を、彼が願っていたように、accelerated agingさせて来たんだと思う 器があれば中身が充実するのかと言われれば、I would say capital YES and/ confident NO. 1…

同時通訳は待たずに出して、遅れても慌てない

同時通訳の話。 英語から日本語、日本語から英語、どちらにしても聞こえてきたらあまり間をおかずにどんどん出していくのが基本的にいい。どんどん、と言ってもサイトトランスレーションとスラッシュリーディングが違うように、文の頭から不自然に訳していく…

資料がなく日本語を英語へ同時通訳するときのお話

日本語から英語への同時通訳する話です。 日英同時通訳で資料が何もないような仕事では、どんなことが出る可能性があるか可能な限りリサーチします。少しでも知っていることが出れば、だいぶ楽ですが全く寝耳に水のものだと、うまくいきません。(それでもう…