通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

can i say something

通訳の世界にはふたつ。 ひとつ、 スピーカーの言っている形のない言葉を、聞いている人が同言語で聞いたらイメージ出来るだろう絵を作り出すこと。 そしてそこには、私たち通訳者が編集する権利はない。 ひとつ、 通訳者が身を置く世界はとても自己満足な世…

日英同時通訳 備忘録 2017.09.16

負荷がかかっても自分が話している英語を完結させる。 そのためには、分かっている情報をポンポン出していく。 文章のウエイトを軽くしておかないと、急な変更に対応できない。 急な変更というのは、自分の予測とは違った流れになったり、日本語での理解に時…

let's talk

Coffee talks. Coffee speaks では、色気がないのです coffee talks. コーヒーは語る、かなと思っていたけど、 talkには語るっていう一方向のテイストが少ない coffee talks. コーヒーを堪能せよ、かな talkが二方向ということは、コーヒーが話しかけてくる…

hello

本とカプチーノがあればとりあえず幸せな私は 当然、本屋にいるのも好きで 大抵はタイトルを見て手にとることが多く、 既に自分の好きな文筆家がいる場合は、著者に目を走らせます ハッとする表紙写真や、デザイン、 手に取った時の気持ちよさで買ってしまう…

不安なときは

生きていればどうなるか分からないことが、通常わたしたちの目の前に山積みになっています でも一つ一つに対して憂慮していたら生きていられません そして憂慮すればするほど、それが現実味を帯びてくるという面白い流れがあります 言霊もきっとそのうちの一…

On your mark.

期限に間に合わせることができる、というのはcanの能力ではなくて、shouldの当然の話 学生でも、社会人でも、同じことで。 期日が決まったテストに受かるように自分の能力をあげる、期日までに間に合わせるというのは、どうか 間に合う人もいるし、間に合わ…

you know, the world is your oyster

疲れていてもうこれ以上動けません 小雨は降ってるし、駅は人だらけだし、 お腹すいたし、 13,000歩も歩いて仕事したから、 もう元気になるの諦めたいっ! こういう時こそ、足を動かして、歌を唄って、テンションをグィーンと上げる ね。 気づいたら鼻歌を唄…

la la la

前に足繁く通ったカフェに久しぶりに顔を出した 気づかなかったけど帰り道に見たら こんな素敵なメッセージが 待ってくれてる人がいるってうれしいね べつにさ、カプチーノが死ぬほど飲みたいわけではないのよ 私たちは ヒューマンタッチが必要な時があって …

why white is wild

タイヤの跡は薄くなっていって、路がまた白くなってきた もう23時なのに、外が明るいの MIKIMOTOのショーケースには外の景色を反射したように真っ白のパール ため息も白く香る、 数ブロック先から歩いてくるの見えたよ 姿勢のいい街灯に照らされてスーツがつ…

Job description:I am supposed to level the world out

通訳者の現場には、 英語理解度100%未満の日本人と、 日本語理解度100%未満の非日本人が、常に同じ空間にいる 通訳者は理論的には、英語も日本語も100%わかることになっている だから通訳サービスが依頼されている会議時間中はなんら問題ない でもたとえば、…

interpretation is like a multi-function facility

仕事をして思った 通訳は、バリアフリーの世界に不可欠だって 例えばわたしがハンガリー人を口説きたいとする 言語の壁は高い 私の日本語は通用しない でもこの人が日本人だったら、口説くように、口説きたい! 私の日本語をかっこよくハンガリー語にしてく…

it needs to be on yourself

期待は他人にするもんじゃなくて 自分にするものだから 本来他人に期待は出来ない だってその可能性が0か21か87か、読めないのに、どうか100でありますようにって祈る、が期待になりがちだから だから期待が破れ去ったときにがっかりする でもそこでがっかり…

let's wordplay

1966年の紅色のmini パリのマダムが唇に載せる色 雨の日曜日 フラットシューズで歩く先に停まっていて 誰か乗っているけれどよく見えない わたしが建物から出てきたことを確認して 走り去って行った そんな夢をよく見る 前も後ろも、なにも、つながりがない…

business as usual

もう一つ気づいたことがあって スピーカーが話し終わった直後に訳せると テンポが出来るな、ってこと つまり、授業で当てられて『はい』はいらないと改めて確信した スピーカーが話し終わった直後に訳し始めるには、 プチ勇気がいる その待たないことに対す…

You need to get a grip on what's in it

なるほどね、日英逐次ってこうやるんだ、とストンと腹落ちしたのは、 仕事中だった ああ、そっか、これか、出来てるできてる わたし話してるよね、これは訳ではないわ そうか、コーチが言ってたのはこういうことか 誤解を恐れずに言えば、 スピーカーが何を…

a flea in my ear

久しぶりに小説を読んだ 原田マハの、楽園のキャンバスも、頭を使う、息抜きにちょうどいい小説。 『本日はお日柄もよく』の何が気に入ったかってスピーチのうまい下手に突っ込んでいるところ。 通訳を楽しむ者として、勉強になる。 何よりも、下手なスピー…

available for use when required

念のため、くらいに思って準備していった単語リストがドンピシャはまりました むしろ、なかったらどうしていたのかと思うと恐ろしい そして予期していなかったけども会話に出てきた単語を、既存の単語リストに加える大事さも、分かってはいたけど、必須だと…

You need to play a game first

高校生の時よく、バルコニーで歌を歌っていた 独りの時間が好きってわたしをよく知ってる友達は、歌わせておいてくれた 晴れるわけでもない空を それでも僕は 今日を期待して生きてみる 無性にこの部分が好きだった 当時は、本当の意味での切なさや、やるせ…

We judge a book by its cover

彼女がいないからあいつは寂しいんだとか スーツを着てないから今日は休みなんだとか ピクリともしないからこんなこと楽勝で出来るんだろう、 あいつはハーバード大学を出たから、僕よりも相当斬れるんだろう、 1年しか通訳学校に通っていないから、相当デキ…

土曜日の朝は

fashionably lateが突然頭をよぎりました 英英辞典を引いたことがありませんでした When you show up to a party late, everyone will think you have a life. このlifeをどう訳すかって楽しくて、 自転車をキーコキーコこぎながら 鼻歌と共に考えてみた土曜…

また明日

雨で濡れた落ち葉に染まった通りを トレンチコートを肘までたくし上げて ポケットに手を入れて歩く 鼻歌が記憶から聞こえてくる テンポよく流れていく景色 片手には腕いっぱいのバラを抱えて あの交差点で立つ 『また、会えたね』 あなたが車から降りること …

are you ready to talk?

久しぶりにマイクを握った 英日逐次は社内通訳の時にもやっていたけど 日英逐次は初だった オーディションを思い出した 始まる前のあの数分が嫌だね1番 早く始まっちゃえばいいのに この間と同じで天使と悪魔の会話が始まる 天ーどうしよう英語うまく出てこ…

春一番が吹いて

言葉には本当に力があって、 口に出せば消しゴムでは消せない 口に出せば一人で歩いていく そうしてストーリーは出来上がる ヒトが話す言葉の力に感動する毎日なのです ** 目が覚めたらあなたの肩にいた 火照ったからだをおこして 列車の錆びついた窓の取っ…

五感でたのしんで

音楽は思い出と共に肌に残る どれだけ時が経とうとも 情景がよみがえる 路の色 街の匂い 歩くテンポ 自分の気持ちと 風の肌触り 言われたことがある 人間恋をしていると音楽が心の琴線に触れる、と 季節の移り変わりや 空の高さ 髪を揺らす風が伴奏になって …

Wish me luck

坂を駆け上がった 振り返ったらアルプスの山々が見える 瓦屋根のお屋敷が集落となって くるみの木が生える公園を通り過ぎて 女性の腰つきをした松が左手に見えて、馬を玄関につなぎ留める その門に立つと、何年も前、世界大戦の前の記憶がよみがえって 頑強…

リプロダクション備忘録

聞こえてきたら、一つくらい単語が認識できなくても、スピーカーが何を云いたいのかを、身体で聴く 一応文章の出だしは覚えておく、とっかかりを覚えておくとその後続けやすい 数字は、絵として、写真みたいにパシャッと 身体が硬くなっていると、英語が入っ…

venom

3色がマックス 足して、足して、鏡を見て、引く 慣れれば足さなくても引かなくても 一発で美しいバランスになる 自己紹介は一発見れば十分 見ればその人の生きてる緊張感が伝わる 並んで走るということは同じ緊張感で同じスピードで生きていないと、出来ない…

美しさはその瞬間にある

かつて友人が私のことを、冗談で、control freakだと呼んだ時期があった だからもちろん辞書に載っている意味にはほど遠いけど、何が言いたかったのかって、 私の、何もかも知っていたくて、自分の知らないことが周りに起こるのがとにかく嫌だ、という性格を…

just because it counts

目を開けたらスタートラインに立たされて 人生は始まっていた 時と競るように 今日も 今日を大切に

ノートテイキングとか言うけど

通訳するときのノートは自分の取りいいように取ればいいと思う。 結局、通訳出来ればいい訳だから。 他人から教わった取り方やら記号やらは、自分の手足になってくれるまで時間がかかる。 好きに取ればいいとは言っても、 低姿勢でノートに張り付いて、いか…