通訳者Mのブログ

通訳と、人生と。

糸をたるませるのはベッドにはいってからでちょうどいい。よく眠れる。

自分でも自分が理解出来ないことは、まだある

 

昔っから分かっている部分もあれば、最近になって気づいた部分もある

自分を一番見えないのは自分だから

 

最近になってやっと確信したのは、自分が置かれている環境に対して、いつもはりあっていること

 

 

そっちがそう来るなら、こっちだって

 

そんな感じ

 

 

水がなくなれば、『なくても大丈夫』と強がる(しかない)

 

長時間立ちで辛くなってきても、『時間ばかり気にしてるから辛いんだ』と思ってみたり

 

通訳として入る会議に帰国子女や、英語が堪能な参加者がいれば、『細かくチェックしたいだけすればいいじゃない』と思ってしまうし

逐次通訳でスピーカーがとまらなくても止めたくない(本当はそんな賭け事みたいなことはしてはいけない)『話したいだけ話せばいいけど、そのぶんこっちもその長さで通訳しますから』と思う

(これは、そろそろ改めようと思う

あまりにも元のスピーカーと通訳とそれぞれ長いと空気がダレるから)

 

スピーカーが速く話せば(もう分かると思いますが)『こっちだって』となってしまう

もちろん聴いている人のことを考えるのは当然の話だけど

 

 

大学卒業してしばらくは負けず嫌いだったけど、最近他人と張り合うことはなくなってきた

第一その競り合うことになんの意味があるのか、と思うようになった(歳を重ねるとそうなるのかもしれない)

 

環境に対して「あぁもうだめ」となってしまったら、バイタリティ低下し、免疫力落ち、調子が悪くなる。環境に左右されると、痛い目にあうのは自分だから、自分しか頼れる人がいないこの職業について、環境に張り合うようになったのかもしれない


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未来を想定しない

O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.

 -the serenity prayer/ニーバーの祈り

 

 

 

このブログをつくってから3年経ちました。以前もブログでは何度かつぶやいていますが失恋をして(自分がフッた場合は失恋ではないという説がありますが、そうなんでしょうか。バイビーした方もかなりズタボロになりますよ)、それがきっかけでこのブログを作りました。

 

午前2時。

午前3時。

午前4時。

午前5時。

生まれてこのかたベッドに入って寝れないなんてことはなかったのに、そこから本棚の前に座りこんでこの一節に出逢って。

悩んだり、とまりたくなったとき、思い出す一節です。

 

このブログを作り始めたのと同時に本格的に通訳訓練を始めました。3年前の私は2018年5月の私を想像できなかったでしょう。だから2018年5月の私は2021年5月の私のことも分からないのです。それがいいのです。

Hello

夢を見た、と思う

 

初夏だったんだろうか

いつものカフェでいつもと違うブラッドオレンジを頼んだ

ドアや窓がすべて開いていて、外は雪が降っている

珍しいですねと話したらマスターは去年の春からずっとこの調子だと答えた

CALLのボタンに手をかけてはBACKボタンを押す

2杯目が出てきたら、その通りは真っ白で肩に綿雪が積もった

 

電話を切ったら、いつもの騒がしい十字路に立っていた

初夏が来た

 

 

 

 

 

 

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ペーパーバックを読むときは日本語、英語の順で

このブログをご覧の女性のみなさん!

 

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書 (RHブックス・プラス)

数年前に映画となったこの作品ご存知の方、多いと思います。日本語でご覧になったり、日本語訳版を読んだ方は英語も読んでみてはいかがでしょうか、おすすめです。

日本語で読んでからであれば英語のハードルもググっと下がります。

一人の女性として共感したり、うらやましかったり、かわいそうになったり、引き込まれるストーリーです。私は日本語版も読み、映画も見て、今週突然読みたくなって、この英語版を読み始めました。

5年以上前かと思いますがoxford bookworms libraryから出ているレベル4の2センチくらいのを読みました。(単語レベルが易しく、英語学習者用のペーパーバック)この作品が好きで、ペーパーバックを試したい方はまずおすすめです。

Oxford Bookworms Library 4 Eat Pray Love

 

今読んでいるのは15センチ以上の厚みのあるペーパーバックですが、内容が面白いのでサクサク進みますし、仕事の合間に気分転換。 

 

ペーパーバックを読むとき、全ての単語が分かる必要は全くありません。

分からなければ飛ばせばいいのです。

飛ばしたらストーリーが分からない?

そう、だから先に日本語で読んでおくのです。先が分かっていればストレス溜まりません。

ペーパーバックを読むときに大事なのは、文章がいつのまにか動くストーリーを紡いでアタマの中で再生されること。英語で会話をするとき、ネイティブスピーカーの話を聴くときは、巻き戻しは出来ません。左から右へ、という不可逆的な流れに乗れなければ、ついていけません。その感覚は、本を読んで読み返さない、分からないところがあっても聞き流して、4語先に進んだら「あーはいはい」とわかる。その流れを止めない練習がペーパーバックで出来ます。

 

The EconomistやThe Wall Street Journalを私も読みますし、サイトラをしたりもしますが、内容を難しくしてしまうとそもそも中身を調べたくなります。勉強、と思って読んでいるものは単語の使い方や意味を調べたくなります。

 

そんな細かいことを気にせずに流れを楽しむのがペーパーバックなのです。

 

#ペーパーブックからペーパーバックに直しました笑

 

欲張ろう

普段やっていることと対照的なことをすると気分転換になります

狭まった視点を持たずに済みます

 

 

私にとっては誰が見ても終わりがあると思えるものをやるとすっきりします

 

料理もレシピ通りに完成する

読書も読み終える

ブログも書いて投稿する

新聞を読む

旅行に出かけたら、ただいまがある

音楽も終わりがある

 

そうすると新しいものに、新しい感覚に、新しい人に、新しい喜びに出逢える

 

新しい可能性にこんにちは

 

 

通訳ばかりをやって気がついたらそれしかやってなかった、とはなりたくないなあと思うわたくしです

通訳をやめる日

数年ぶりに同時通訳を聴く側にまわりました。とても新鮮。Q&Aで挙手し「the woman standing in a white jacket」と指してもらえる嬉しさも初めて味わってきました。

改めてA言語のニュアンスをそのままB言語に反映するのって難しいなぁーと思いました。

 

 

自分のやっている同時通訳は自己満足で終わっていないか?常に反省です。

 

 

どうせやるんなら、その人が日本語を、英語を話しているみたいに毎回通訳したい。私にとっては、それこそがこの仕事の難しいところであり、面白いところでもあって通訳をしてお金を頂くようになってからずっと大切にしてきたつもりです。

 

伝わってくる内容を違う言語でとにかく伝える、というのはある程度のレベルまでスキルを磨いていけば、通訳者です、と名乗っている人であれば出来ることだろう、と思います。でもそこを目指せばいいだけなら、そもそも数十年キャリア追求する意味があるのかさえ考えてしまうほどです。それは誰も通訳者と話がしたいのではなくて、目の前にいる人と分かりあいたいんですよね。そこは忘れたくありません。

 

本人が話しているみたいに、というのは英語なり、日本語なり、出来ないことではないと思ってます。社内通訳者だった頃、Aさん本人が日本語を話しているみたいだった、と言われて嬉しい反面、フリーランスになって毎回違う人の通訳をやるようになったら、出来ないんじゃないか?といつも思っていたし、Aさんとは同じ会社で顔を合わせて話すわけだから出来てしまって当然だろうな、と。実際、フリーランスになってからは話している本人とのsync感は少なくなりました。

 

 

 

もうフリーランスになってから反省、自戒、自責の念のオンパレードですが、自分に甘くてクライアントからお叱り頂くよりかはマシだと思うし、自分ワールドでは矢印は内向きでちょうどよくて。内向き、と思っていても自分は可愛いから「ここうまく訳せた」とか「また呼んで頂けた」とか「スムーズだったんじゃない?!」とか、放っておいても自分のどこかに褒めてくれる悪魔はいるんです。

 

常に反省しつつ、励ましつつです、ほんとに。

私の頭に天使と悪魔が共存しなくなる日が来たら、その日が通訳を辞める日かもしれません。

出来ることはたくさんある

単語帳は、いざというとき本番ではあまり役に立ちません。

 

単語帳作りという作業をどれだけ真剣にやったかが、役に立つかどうかを決めます。書き出した単語を次に目にするのは本番の直前だったり、本番中だったりします。頭にどのくらい単語が入っているかが大事なんですよね。

 

ここも、天才でなくても出来る部分です。努力すればいいところは、とにかくやればいいので簡単です。やればいざというとき武器になるし、やらなければ足かせになります。

 

簡単ですが、まあ大変です実際問題。でも努力すれば出来るところをやらなければ、どこをがんばるんですか、ということです